●おがわ きみよ…バンドネオン奏者、作曲家。ソロをライフワークとする独自のスタイルで、ジャンルや国境を越える演奏活動を行う。アルゼンチンタンゴに留まらず、ジャズや即興の要素を取り入れたオリジナル曲を制作。各国のアートフェスティヴァルへ招聘されるなど美術、映像、演劇との共演多数。国内、アジア各国からヨーロッパ、南米まで、世界を旅する音楽家。近年は南仏を拠点に世界を旅するバンド、メスカル・ジャズ・ユニット(Mezcal Jazz Unit)と共にセッションを重ね、21年から3回のフランスツアー、25年2月にベトナムツアーを行い、今年4月フランスにてレコーディング。●さとう ゆか…ジャンベ・縄文太鼓演奏家。ジャンベが放つ豊かな音色に魅せられ、演奏活動をスタート。ダンスや演劇など様々なジャンルとの共演を重ね、音楽表現を探求し活躍の幅を広げている。サックスとベースとのトリオ「雨と惑星」でも活動。札幌圏から出土する縄文土器にヒントを得て創案し、北海道の原土を用いて手ひねりで造形、縄で文様を付けて焼き上げ、エゾシカの皮を張った北海道産の新たな楽器「縄文太鼓」の創案者茂呂剛伸に14年より師事。自ら制作した縄文太鼓の演奏を通じ、北海道の縄文芸術や縄文文化の素晴らしさを発信する活動を行なっている。