５年ぶりの新作『TRINITY』の録音メンバーで。「40年以上聴き続きている、自分にとってのベストサックス奏者です。北海道ではめったに聴くことができないと思います。根室で録音された日野元彦さんの名盤『流氷』にも登場しています。昔聴いたことのある方も初めての方も是非お越しください。」(店主 山本)●やまぐち まぶみ...46年、佐賀県唐津市生まれ。69年、お茶の水ナルや渋谷オスカー等で活動開始。その頃の仲間は板橋文夫、つのだひろ、古沢良治郎、益田幹夫、古野光昭、関根英雄等。70年、川崎瞭クインテットで本格的にピットインやタローでデビュー。71年、ジョージ大塚に抜擢され、アルトからテナーに転向。大野俊三、大徳俊幸、古野光昭からなるジョージ大塚クインテットは各地で大好評を博した。74年、同クインテットを退団後、自己のカルテットを結成。メンバーは土井一郎、坂井紅介、桜井郁雄、関根英雄等。76年に初リーダー作『アフター・ザ・レイン』を発表。二作目の『リー・ワード』を出した78年には、「新宿ジャズ賞」受賞。また76年には鈴木宏昌の新グループ結成に参加。このグループは当初「コルゲンバンド」という名前で松木恒秀、岡沢章、市原康という多忙なスタジオミュージシャンの集合だった。後にドラムスが渡嘉敷祐一に替わり、79年CBSソニーからアルバムを出す機会に「ザ・プレイヤーズ」と名称変更、当時のフュージョンブームの中でも超人気バンドだった。78年、ジョージ大塚のニューヨーク録音盤『マラカイボ・コーンポーン』の発売に合わせた日本コンサートツアーに参加した。メンバーはケニー・カークランド、ジョン・スコフィールド、ミロスラフ・ヴィトウス。81年ニューヨークで、ケニー・カークランド、ミロスラフ・ヴィトウス、トニー・ウィリアムスをメンバーに『MABUMI』を録音、これを機に「ザ・プレイヤーズ」を退団し、再びジョージ大塚の新グループ「マラカイボ」に加入し、86年まで演奏と作曲で活躍。87年、日野元彦等と『SQUAD』を発表。その後佐藤允彦、辛島文雄、向井滋春等多くのミュージシャンとセッションやレコーディングを重ねる。05年、09年、佐藤允彦グループでドイツのメールスジャズフェスティバル、オランダのノースシージャズフェスティバルに出演。現在は自己のグループを中心にお茶の水ナルをはじめ、各地のライヴハウスに出演している。

19:00開場  19:30開演

予約4000円(当日4500円)（+飲物代600円）