喜多直毅&黒田京子デュオは、10年以上にわたって全国各地で演奏活動を行っている。それぞれのオリジナル楽曲のほか、映画音楽、シャンソン、昭和歌謡などを、即興演奏を取り入れて演奏し、クラシックでもジャズでもない新しいサウンドは、年齢を問わず、幅広い世代の人々の心を震わせている。強烈に心に突き刺さる漆黒の音塊と痛切なノイズを伴いながら、ヴァイオリンは情趣に富んで歌い、ピアノは色彩豊かに情景を描く。楽器本来の音色はもとより、さらなる響きの可能性を追求し続ける2人ならではの音楽世界は、大胆な編曲とインプロヴィゼイションによって、ドラマティックに展開して行く。言葉になる以前の声に耳を澄まし、その思いを奥深いところから汲み上げて生み出される音楽は、時に強く、時にやさしく、人々の心を打つ。時代に流されることなく、「心に深く届く音楽」を奏で続けるデュオとしてまさに唯一無二である。これまでにアルバム3作品を制作。『空に吸はれし心』(08年)、『愛の讃歌 ~Hymne a l amour~』(14年)、『残された空』(19年)。
19:00開場 19:30開演
予約3500円(当日4000円)(+飲物代500円)
協力: NMA