Fri (金)

박 창수 Park Chang Soo’s Free Music パク・チャンスのフリー・ミュージック 札幌公演

●楽譜やあらかじめ決められた構成なしで、刹那を演奏するパク・チャンスの「フリー・ミュージック」。今回の来日では唯一の公演です。「メランコリー…11月29日、札幌での演奏は自分にどんな変化の機会を与えてくれるだろう。そして、その場を訪れてくれた人々は、韓国から来たパク・チャンスの音に何を感じ、共感できるのだろう。うち続くメランコリーが、今の自分をそのまま表現し、乗り越える機会となることを望んでいる。共に演奏するキム・ユイ君との出会いも楽しみだ。いつも小さな変化と出会いが、自分があり続けてきた原動力でもある。そして現在の自分の姿でもある。」(パク・チャンス)●パク・チャンス…作曲家・ピアニスト。70年代末から独創的で実験的なパフォーマンスと即興演奏で独自の音楽世界を創り上げ、ヨーロッパ、日本をはじめ世界20か国あまりで公演。代表的な演奏として、24時間12分演奏した「EphphathaⅠ」、1ヵ月間毎日即興演奏をおこなった「準備されたピアノ」、24時間24回の即興演奏プロジェクト「Why Should? Why Shouldn’t?」、「パク・チャンスのフリーミュージック-沈黙を解き放す」等がある。また、坂田明(as)、竹田賢一(大正琴)、千野秀一(pf)、のなか悟空(ds)、大上流一(g)等と共演。また、02年から自宅でのコンサートから始まった「THE HOUSE CONCERT」を主催、若手演奏家の育成にも力を入れている。この活動により、ソウル市文化賞(2021)、大韓民国文化芸術賞(大統領表彰2023)を受賞。「音楽というのは、結局音で構成された構造です。」(パク・チャンス) photoⒸShin-joong Kim●キム・ユウイ…サクソフォン奏者。94年生まれ、韓国慶尚道(釜山・安東)にルーツに持つ。北海道教育大学岩見沢校芸術課程芸術文化コース卒業。10代前半からサックスを始め、16年、前衛サックス奏者吉田野乃子と出会い、前衛音楽・即興演奏に傾倒。同時期に国際的に活躍するKuniyuki Takahashi(音楽プロデューサー、サウンドエンジニア、DJ)の影響を受け、即興性とエレクトロニクスを組み合わせたライヴを開始。ジャズグループTotal Knock Out Orchestra(立花泰彦、小山彰太、奥野義典等)のメンバー。コンテンポラリーダンス、舞踏の舞台音楽も多数手掛けている。

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