「フランスのチェロ奏者、ユーグ・ヴァンサンが今年1月に亡くなりました。彼はクラシック、ジャズ、即興、様々なジャンルを、エレクトロニクスの駆使、ダンスとのコラボ等、自由な表現スタイルで世界各国を巡り続けました。音楽表現の素敵さとともに、いろんな地域の幅広い世代との友好的なコミュニケーションによってみんなから愛され、彼自身も各地の友人に加えその地の酒と食べ物も愛していました。早すぎる別れ、本当に哀しく残念に思います。もう一度、ありがとう、を伝えたかった。」(店主 山本弘市)●いわせ くみ…日本でサクソフォンを始め、00年渡仏。サクソフォン、クラリネット、ジャズ、エレクトロアコースティック、作曲をエブリー国立音楽学校で学び、ギョーム・ロワ、イザベル・デュトワ、ジャック・ディ・ドナート、ニコラ・ヴェランに師事。また即興音楽をドミニーク・ピファエリ、ジョエル・レアンドル、ベナー・アッシェリのマスタークラスを受ける。作曲作品は楽器、編成、テーマ、ジャンルなど多種多様。自らも様々な形態で演奏し、共演者多数。ユーグ・ヴァンサンとは11年より即興と作曲のコンビネーションの探求に基礎をおき活動していた。