●あんどう のりこ...北海道育ち、現在東京在住。学生時代に三国義貴に、上京しジャズに興味を持ち大徳俊幸にそれぞれ師事。フラメンコピアニスト、ディエゴ・アマドール Diego Amador を聴き衝撃を受け、フラメンコを独学、研鑽。その後フラメンコアーティストとの共演を重ねる。13年、自己のアルバム『Piano Flamenco~陽光~Puerta del alba』をリリース。19年、スペインに渡りディエゴ・アマドールに師事。スペイン南のアンダルシア地方で生まれた音楽フラメンコは本来、ギター、唄、踊りが主流だが、ギターをピアノに置き換え、ジャズの要素も加えて新しいサウンドを目指す。●じょうじき しんいちろう...02年頃より舞踊伴奏ギタリストとして活動、フラメンコギタリストの瀬田彰、パコ・クルスらから薫陶を受ける。後に、唄い手に転向。歌い継がれたレトラ(歌詞)に刻まれた生き生きとした先達の軌跡に、日々魅了され続けている。現在はタブラオ(板張り舞台)や劇場などでカンタオール(唄い手)として活動。またカホンや擦弦楽器ヴィオラ・ダ・ガンバなど様々な楽器も演奏する。
生々しいフィジカル、デジタル処理によるサウンドのライヴ感、未体験の不思議なひとときを。真剣さ、可笑しさ、正統、異端、それぞれの垣根を超える奇妙なパフォーマンス。●Myo(ミョー/マイオ)...筋電によって操作するウェアラブル・デバイス。ゼスチャー・コントロール・アームバンド。Max for Live(マックス・フォー・ライヴ)...ライヴ・パフォーマンスやヴィジュアル表現などで使用するデバイスを独自に作成できるプラットフォーム。Ableton Live(エイブルトン・ライヴ)...2つの異なる制作画面を持つデスクトップ・デジタル・オーディオ・ワークステーション。●やまもと けん...玉川大学芸術学部パフォーミング・アーツ学科卒業。声楽を島村武雄、即興ヴォイスを巻上公一、舞踏を田仲ハルに学びつつ(田仲率いる舞踏団「極北会」に所属)、独自の総合的自由即興パフォーマンス「ピキニッコ」を開発。独特のダンスとヴォイスパフォーマンスの合わせ技が得意。16年より本州から北海道に移住。YouTubeに声と絵による動画シリーズ「しくみ」を公開中。雑誌「ジャズ批評」2023年11月号に1頁記事掲載。