●やまだ たけぞう...91年、札幌生まれ。9歳でトランペットを始め、札幌ジュニアジャズオーケストラに参加。シドニーのオペラハウスに出演する。誰にも師事することなく、ジャズ喫茶やライヴに足を運び、12年、プロ活動を開始。札幌初のプロビッグバンドSapporo Jazz Ambitiousに参加。14年、札幌シティジャズパークジャズコンテストにて、350組以上の中から優勝する。1stアルバム『North Pandemic Groove』,2ndアルバム『BUNKA』をリリース。カナダのプロデューサー、ジョン・クリプトンに見出され、Toronto Jazz Festivalメインステージに2年連続出演。20年、Owl Wing Recordより『TAKEZO YAMADA SPECIAL』をリリース。林栄一、板橋文夫、秋山一将らのグループへの参加、Fuji Rock Festival等のロックフェス出演、ソウルバンドShunské G & The Peasへの参加、シンガーソングライター小野雄大の楽曲アレンジメント、同世代北海道出身者で集まったMAZIWARIS等で活動している。また玉置浩二、あいみょん、SIRUP、showmore、ZINなどのライヴやレコーディングサポートも行っている。●そがべ やすき...95年大阪府生まれ。ピアノ教師をしていた母の影響により幼い頃から音楽に触れる。中学生の頃、レコード店で購入したStanley TurrentineのCDに衝撃を受けテナーサックスをはじめる。その後大阪音楽大学ジャズ科に特待生として入学し河村英樹氏(ts)に師事。卒業後はジャズを中心に関西圏で活動し19年7月より拠点を東京へ移す。現在の活動はライヴのみならず、レコーディング、アーティストサポート、テレビ出演など多岐にわたる。これまでに、MISIA、showmoreなどのレコーディングまたはテレビ収録に参加。大西順子 the Orchestraにレギュラー参加しBlue Note Tokyoの出演もしている。
20年、21年に3作のソロアルバムを発表したピアニストがアウルウイングレコードから新作ソロアルバム『As It Is』を2月にリリース。このレーベルはピアニスト荒武裕一朗が主宰し、躍動中の「今」の日本のジャズや故本田竹広の未発表盤などを発売している。このアルバムは同レーベルのソロピアノシリーズ第三弾となり、この後、田中信正、渋谷毅の作品が続く。3.5(土)は「そのまま」の本山禎朗を感じてください。
みやけ しんじ...ブルースやソウルに根ざしたロックンロールを歩み続けるヴォーカリスト/ギタリスト。87年に「BACKしよう」(MOJOCLUB)でデビュー。89年東芝EMIよりメジャーデビュー。同時期、覆面バンドタイマーズとしても活動する。MOJOCLUB活動休止後はソロ活動を開始、全国各地で精力的にライヴを行う。様々なアーティストとユニットを組んで、ライヴ活動を行ったり、数多くのセッションでイヴェントなどにも参加。また忌野清志郎&NICE MIDDLE with NEW BLUE DAY HORNSのバンマスとして活動し、忌野との共作で楽曲も多く手掛けた。近年では様々なアーティストのプロデュースも手掛ける。最近では、「三宅伸治&the spoonful」[高橋”Jr.”知治(b)KOTEZ(hca)茜(ds)]、「オーバーオールズ」[石塚英彦(vo)グレートマエカワ(b)石塚幸作(ds)]、また自身のイヴェントでのセッションをきっかけに鮎川誠、友部正人と3人で「3キングス」としてのライヴ活動も行っている。弾き語りからバンドスタイルと独自のロックンロール道を突き進むソロ活動は、北は北海道から南は九州・沖縄まで年間180本にも及ぶライヴを行うその勢いから目が離せない。
こじま よしのぶ...57年、兵庫県西宮市出身。75年以来、Star King Delicious、桑名正博、Baker´s Shop、桑名晴子、塩次伸二、桑田佳祐、KUWATA BAND、尾崎亜美、上田正樹、柳ジョージ、ジョー山中、井上陽水、浜田省吾、CHAR、塩次伸二、高中正義、近藤房之助、等数多くのミュージシャンのキーボード奏者として活躍。
80年代にはロサンゼルス、オークランド、サンフランシスコのトップミュージシャン、ジェフ・バクスター(Steely Dan、Doobie Brothers、etc.)、ゴードン・エドワーズ(Stuff、etc.)、カルロス・ヴェガ(James Taylor、Neil Diamond、etc.)等多くの地元ミュージシャンとのセッションに参加。94年後半からルイジアナ州ニューオーリンズに移り、Wild Magnolias、Rewards等のメンバーとして活躍。米国とヨーロッパで数多くのツアーを行い、何十万人もの人々が集まった「ニューオーリンズジャズ&ヘリテージフェスティヴァル」にも出演。ニューオーリンズを拠点に活動する中、教会のゴスペル音楽による経験は、現在のスタイルを作り上げる礎となった。帰国後は数多くのミュージシャンのアルバムの録音、コンサートのサポートにも参加。08年、初のソロアルバム『KOJIMA』(山木秀夫、峰厚介、Char、TOKU等が参加)をリリースし、音楽関係者からも好評を得た。16年、セカンドアルバム『KOJIMA SOLO PIANO ANTHOLOGY』は古来の音(A=432Hz)にチューニングしたピアノで収録し珠玉のバラード集となった。精力的にソロピアノツアーを行う一方、金澤英明、山木秀夫と「コジカナヤマ」、金澤英明と鶴谷智生による「コジカナツル」も結成。
くまがい のぞむ...北海道芦別市出身。16年まで札幌を拠点に活動。ベースの表現を追求したCD『chronochroma』他、自己レーベルにて『/aoks』、『Into My Heart』などの作品を発表。併せてシンガーソングライターをプロデュースしCD3作品をリリース。現在東京にてステージサポート、レコーディング等多数。一方でインターネットによる遠隔セッション配信ライヴ、#LiveNzKmを主宰、コロナ禍における新たな演奏形態として注力している。
さつき...札幌市出身。15歳から歌をはじめ、楽曲レコーディングや音楽イヴェントに参加。12年、ポニーキャニオンアーティスツ主催「第1回ヴォーカルオーディション-NY Apollo theaterで歌おう-」(特別審査員:サリナ・ジョーンズ)で優秀賞受賞。15年、自身のリーダーバンドにてサッポロ・シティ・ジャズ「パークジャズライブコンテスト」本選に出場。21年5月、CD『光の彼方』リリース。