6.16 (土)
嵯峨治彦 と 福 由樹子

嵯峨治彦(馬頭琴, doshpuluur, 喉歌) 福 由樹子(pf) →予約



12:30開場 13:00開演
予約2500円1飲物付(当日3000円)


さが はるひこ・・・モンゴル伝統曲の演奏から、ポップス、クラシック、邦楽、舞踊といった異分野とのコラボレーションおよび即興的セッションまで、伝統と革新の間を柔軟に行き来しながら幅広い演奏活動を続ける馬頭琴・喉歌奏者。近年の舞台芸能化されたモンゴル音楽のみならず、元々の遊牧生活における音楽のあり方や古いスタイルの馬頭琴の奏法も学び、01年、ゴビ砂漠の遊牧民馬頭琴奏者Y.ネルグイ(モンゴル国人間文化財)から後継指名を受ける。等々力政彦と共に結成したアジア中央部民族音楽デュオ=「タルバガン」は、98年ロシア連邦トゥバ共和国で開催されたユネスコ主催「第3回国際喉歌コンテスト」にてゲスト部門優勝・総合準優勝。そのほか、フィンランド伝統楽器カンテレ(あらひろこ)と馬頭琴の「RAUMA」、太鼓(金子竜太郎)と歌(EPO)と馬頭琴のトリオ「Aguri」や、語り(たなかたかこ)と音楽の「野花南」、そして おおたか静流とASIAN WINGS等、ユニークな音楽ユニットでの活動も多岐に亘る。10年、金子竜太郎(和太鼓)、狩野泰一(篠笛)とともにアフリカ・中東6ヶ国をツアー(国際交流基金)。松任谷由実、鼓童、上妻宏光ほかレコーディング参加作品も多数。その他、「のどうたの会」を主宰し、モンゴル、ハカス、エヴェンキ等アジア各地の民族の持つ伝統音楽コンサートの企画や、公演・執筆活動、教育機関での演奏、ワークショップの開催等、アジア中央部の音楽文化を広く紹介する活動にも積極的に取り組んでいる。(嵯峨の写真(c)大坪俊裕)